妖アパ・小説のあらすじ

妖怪アパートの幽雅な日常・小説7巻、萌え!千昌と夕士ママ

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妖怪アパートの幽雅な日常・小説7巻は、千昌先生の諸事情、ダイナマイトバディだけどおやじな幽霊・まり子さんの生前の事情など、考えさせる部分が多い巻だ。

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千昌、熱唱!生徒らは大騒ぎ!

上の写真、3年生の送別会で繰り広げられあt千昌の熱唱シーンのイメージ画像だ。
という感じで3年生の送別会には、2年生が主体となって動くものだから、夕士たちも大活躍。

なんと夕士は英会話クラブでの演劇で、シンデレラ役という、田代嬢の策略にはまった役を演じるはめになった。田代嬢に逆らえる者はどこにもいない気もする。

いや、敷いていると言うのならば、夕士の親友の長谷…かもしれない。

そして、ついに夕士が妖怪のママに?!

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とか、そこのところはギャグも入って、渋顔の夕士をよそにアパートの住人全員が大笑いで、愉快な展開になっている。
だが、単にそれだけで終わらず、そこにまり子さんの事情を、心情を絡めて書くという、香月氏の物書きとしての腕の見せ所な名場面が展開されていた。

人生、いろいろあって、真実、ひとそれぞれの道がある。
そこに何一つ同じものはあり得ない。

神獣・雷馬のママになった夕士

と、タイトルには書いたが、誰もその卵が雷馬のものだとは、妖怪アパートの誰一人として知らなかった。母親が迎えに来るまでは。

妖怪たちの保育園の保育師をしているまり子さん。彼女が園長から預かってきた卵がそれなのだが、なんとまり子のいないうちにクリがその卵を持ってきてしまったのだ。

そして、夕士の部屋でなんとその卵は孵化してしまった。

で、意図しない刷り込み教育の結果、生まれ出たオタマジャクシのようなベビーは、完全に夕士を母親とインプットされてしまったわけである。

ベビーは夕士の傍から離れない。いや、服をにぎったまま離さない。まり子さんがお腹にくっついて成長するからと夕士のお腹にくっつけると、やっと服を離したが、今度は夕士のおなかに吸いついて離れない。

無理に離そうとすると(母親から)、過度なストレスがかかってしまって危険なのだとまり子は言う。
本当は母親変わりになりたかったまり子。なぜ自分ではなかったのかと、落ち込んだようだ。その理由は、生前のまり子の暮らし方に原因があるのだが、それは、ここに書くと重くなってしまうので、内容は本で読んでほしい。

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精神的に、すっかりそのベビー(おたまじゃくしのようだから”たま”)のママになってしまった夕士。お腹に貼りついている”たま”をかばうようにしてバイトしていたあげくに、捻挫をしてしまうくらいにだ。

本物の母親が迎えに来て、”たま”がいなくなってから長谷がアパートを訪れたのだが、長谷はジョークでなく十分あり得ることだと真面目な表情で言ったから、夕士はもうたまらない。

長谷の頭をぺしぺしはたいたり、「そんな冗談を言うのはこの口かぁ?」と長谷の口をつねったり・・と、傍から見れば、余計笑いを呼び、楽しそうなワンシーンだ。

妖怪アパートの幽雅な日常7巻、まとめ

ということで、7巻は、スーパースター(スーパーシンガー)のチアキとそんな千昌の過去、まり子の過去などを通しての人生の大切な話が書かれていた。

つまり、命の大切さ。真剣に生きる事、正面から自分を見つめる事などなど、だ。
つたない私の文章では、伝わらないと思うのでここには書かない。是非、本を読んでほしい。もちろん、コミクスでも良いが。

 

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